SBIC東京中小企業投資育成株式会社

仕事内容
企業の資本政策を支援し、
新たな可能性を引き出す提案が
投資先企業の未来を広げる

Phase03

企業経営者とー体となって歩むべき道を見極める

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業務担当としての清村の仕事は、これまでに紹介したような新規投資先の開拓に加えて、既存投資先の決算状況のヒアリングや株主総会への出席、各種経営相談への対応など、多岐にわたる。これらの業務を通じて、投資先企業の経営を見守っていくことが重要なミッションなのだ。投資育成会社には中堅・中小企業の株主となることで、自己資本の充実を促し、その後の健全な成長を、末永く様々な面からサポートしていく役割がある。その意味で、株式公開によるキャピタルゲイン(株式売却益)を目的とするベンチャーキャピタルとも、その立ち位置が大きく異なっている。

また、清村は複数のプロジェクトを同時並行で動かすことも多く、投資先企業の後継体制の構築に取り組む一方で、全国シェア第2位の自社製品を持つ別の投資先企業では株主構成をより安定化させるための取り組みにも力を注いできた。さらに近々、グローバル-マーケットで高いシェアを誇る投資先企業をサポー卜する業務のなかで、海外に出張し、海外における製品の普及状況をリサーチする予定だという。

「中堅・中小企業はいま、自社製品の販路を広く海外に求め、 生産拠点や販売拠点の海外展開を積極的に進めようとしています。そのなかで私たちも投資先企業の求めに応じ、あるいは 審査の過程で、現地の工場などを視察する機会が増えているのです。私もこの3年で台湾や深セン、タイやミャンマーを訪問しました。そうした活動のなかで、Made in Japanの技術を、広く海外に広めるための支えになれるような活動ができないかと、真剣に考えるようになりました」

審査・デューデリジェンスとは
投資の前に対象企業の投資適格性を判断するために行う調査活動全般のこと。投資対象の実態を把握するため、財務調査にとどまらず、社長、経営幹部、取引先からのヒアリング、現場や現物の確認等を通じ、事業モデルの優位性や製商品の強み、内在するリスクなど、多面的な調査が実施される。
キャピタルゲインとは
株式や不動産など保有資産の価格が上昇することによって得られる収益のこと。それまで非公開であった株式が公開される場合、その流動性が飛躍的に高まり価格上昇を伴うことがある。この時に売却すると株主は売却益(キャピタルゲイン)を得ることになる。逆に価格が下落することもあり、売却損(キャピタルロス)を被ることもある。
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